HUMAN-MACHINE COLLABORATION

大規模長時間のマルチモーダル対話実験を可能とするクラウド型VRプラットフォームの構築

メンバー

稲邑 哲也 国立情報学研究所,主たる共同研究者

研究概要

本研究グループでは,ロボットと人間との間の身体的・社会的な対話経験を膨大な量,効率的に収集するためのクラウド型VRプラットフォームを構築する.インターネット上のサーバにロボットのための仮想的対話環境を構築し,その仮想世界に実際のユーザがヘッドマウントディスプレイや簡易運動計測装置を入出力デバイスとすることで,仮想アバターの視点に立ってログインする.仮想ロボットとの対話の中に含まれる身振り手振り・視線のような身体的情報・グループ内での相互信念の変容などの経験を共有可能なデータベースとして構築・提供する.仮想環境には複数のユーザが同時に接続可能とし,集団の中で経験を共有し,実機ロボットにも応用可能な協調的知能を創発し提供する. また,スマートフォン等のアプリとして,ゲーミフィケーションを適用したロボットとのソーシャル対話ゲームを構築し,一般の数多くのユーザに対話に参加してもらうことで,今までには無い膨大な量の対話経験を蓄積し,実社会での利用に耐えうる記号創発システムの実証実験を行う. さらに,ロボカップ@ホームにおける各種日常生活対話タスクへの応用実現性の評価実験を行う前段階として,上記システムに基づく仮想対話環境を構築し,最終評価実験の環境整備に寄与する.

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