HUMAN-MACHINE COLLABORATION

実世界コラボレーションを実現するヒト・モノ・コト知識の統合解析に基づくIoTコミュニケーション基盤の構築

メンバー

杉浦 孔明 情報通信研究機構,主たる共同研究者
是津 耕司 情報通信研究機構
岩爪 道昭 情報通信研究機構

研究概要

人と自然なコミュニケーションを行い自立した生活を支援するロボット技術は,高齢化社会において重要性を増している.当該グループではこれまで,発話の一部が省略されていても画像・動作などから意図を推定可能なロボット対話技術を開発するとともに,音声対話向けクラウドロボティクス基盤rospeexを構築し無償提供してきた(1万ユニークユーザから40万文を収集済み).このように応用研究も進んでいるロボット対話技術であるが,マルチモーダル言語処理が少数の語彙に限られるため多様な内容の対話が不可能であるなど,基礎的検討が必要である.また,クラウド上に蓄積されたログデータの利活用など工学的応用への展開に関しても検討することが多い.そこで,本研究では,以下の2つの項目を実施する.

  • ヒト・モノ・コト知識の統合解析によるクラウド型ロボット対話技術
    クラウド基盤rospeexを拡張しIoTデータを含むマルチモーダルデータの解析を可能とする.屋内のモノとイベント(コト)の間の時系列知識の解析技術を開発するとともに,階層モデルによる推薦対話手法(構築済)を拡張してユーザ(ヒト)の嗜好にもとづく対話手法を開発し,ロボカップ@ホームなどの生活支援ロボットへの応用展開を図る.
  • クラウドロボティクス基盤を用いた革新的IoTコミュニケーションサービスの応用実証
    独居世帯におけるコミュニケーション活性化のため,サービスロボットを通じた家族やケアマネージャとの遠隔対話の支援技術を開発する.ウェアラブルデバイスから得られるバイオメトリクスの解析や運動記録支援,緊急時における通報についてサービスロボットを用いた応用実証を行う.
  • CREST